chikumaru-memo Ⅱ：SSブログ

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2021年06月02日｜ 2021年06月07日｜2021年06月11日ブログトップ

海外のお土産（中国）　[海外出張]

33年前初めて中国、北京に出張しました。当時の会社のトップが中国業界の要請を受けて、学会に参加。その学会の展示会のデモのセッティング、メンテナンス要員、デモのオペレーションと説明員を兼ねて1週間ほど北京に出張。当時の偉い人はたくさん参加されましたが、デモ担当は私一人。何百キロもある展示機材と電源事情が悪いので大型のスライダック、加工した電源ケーブルなどを日本からカルネ扱いで輸送。輸出にあたり当時の通産省への説明などいろんな経験をさせてもらいました。
また、その時の現地スタッフは非力で日本人が4人で運ぶものを6人がかりで運びました。

当時は人民元と兌換元があり外国人向けの価格は別に設定され外国人向けの物価はずいぶん高かったのを覚えています。お昼になると昼食のため現地の中国人がお茶碗とお箸を持って路地裏の屋台へ消えてゆくのを見ました。中国の人が使う屋台などは外国人は立ち入ることができませんでした。赴任者によると衛生面からもお勧めしませんよとのことでした。
一方何度かディナーに招待され高級料理をいただきましたが当時中国の役職にある方の女性の比率がずいぶんと高かったのと英語が上手だったのを覚えています。
デモの時は通訳の女性がつきっきりで質疑応答に対応してくれました。最後にお礼でホテルのディナーに招待。ホテルのディナー1食分が通訳の方の給料の半月分だと聞いてびっくりでした。
また当時中国ではサービスという概念がなく、外国人向けレストランでもウェイターがたくさんぶらぶらしていても注文を取りにも来ず、注文を受けてしばらくしてからメイヨー(無い）といってきて面食らったことがありました。（外資系のお店はちゃんとしていましたが…。)

展示会の合間に天壇公園、紫禁城　展示会が終わって少し離れた万里の長城を観光。スケールがでかいのに驚きました。お土産は、切り絵と書道用の墨です。木製の扇も見つかりました。他にも何か買ったんだと思いますが記憶にありません。